【建築学会】2023年度日本建築学会大会

日本建築学会大会が2023年9月13〜15日に京都大学で開催されました。
日本建築学会大会とは、明治23年の第1回大会開催から120年以上の歴史があり、約1万人の会員が集い、総計7千題を超える学術講演、建築デザイン発表会、研究協議会などが開催されてきました。
今年度の大会では、当社から3名が学術講演会にて下記2項目について発表しました。

1.「幅厚比の大きいハイブリッド溶接組立H形断面梁の溶接部性能と変形性能に関する実験的研究」(発表者:板谷)
日建設計、日本製鉄、当社にて共同開発した反転スカラップ工法を適用した梁ウェブに490N/mm2 級鋼,梁フランジに550N/mm2 級鋼を用いたハイブリッド溶接組立H形断面梁に所定の変形性能がある事が分かりました。

2.「発錆促進剤にて発錆させた錆層が摩擦接合すべり特性におよぼすメカニズムに関する研究 その3・その4」(発表者:村山,神保)
発錆方法の違いによる錆の特性とメカニズムについて発表しました。摩擦接合面として十分な性能を得るためには、適切な表面処理と薬剤発錆が肝要であることが分かりました。

追伸:大会終了後は京都ラーメン(麺匠 たか松)を満喫しました。

2023年度日本建築学会大会[近畿]