【建築学会】2025年度日本建築学会大会

日本建築学会大会が、2025年9月9日~12日に九州大学で開催されました。

本大会では、当社から3名が学術講演会にて、以下の2件について発表しました。

1.「BHウェブ12mmの無開先サブマージアーク溶接の溶接条件最適化に関する実験的研究 その1・その2」(発表者:日鉄溶接工業 中澤、当社 村山)

ウェブ板厚12mmの無開先サブマージアーク溶接に関して、溶接条件と溶接部の機械的性質の関係を体系的に調査しました。これにより、生産性・溶接性・機械的性質を両立可能な最適溶接条件を提案しました。

2.「溶融亜鉛めっき面をりん酸亜鉛処理させた摩擦接合面の表面性状とすべり係数の関係 その1・その2」 (発表者:当社 神保、板谷)

溶融亜鉛めっきの摩擦接合面におけるりん酸亜鉛処理について、表面色調の白からグレー程度に関係なく、すべり係数0.40以上を確保できることを確認しました。また、その理由を電子顕微鏡、マイクロスコープ、成分分析により考察しました。

2025年度日本建築学会大会[九州]